と、言っても色っぽい話ではありません。大学院のゼミの話です。
大学院を選ぶのに一番のポイントは一にも二にも指導教官です。師弟関係を結ぶわけですから。学会や講演会等で事前にいろいろな先生と触れ合い、お付き合いしてから”これは!”と思う先生を選ぶわけです。私も今回は4人の先生の中から考え抜いて選びました。
その選択には誤りも後悔もまったくありませんが、いざ時間をともにして深いお付き合いが始まると、それまでとは全く違った面が見えてきて驚くことがあります。これはきっと結婚と同じです。結婚と違って丸一日中、一緒にいるわけではないのでその点は助かりますが。
⇒もっとも結婚経験がないので本当のことはわかりません。 (^_^;
それまで見なかった考え方や気性やクセがわかってきて、そこから改めて相互理解の努力をしていくところは、本当に結婚や就職と同じではないかと思います。最近はすぐにわかれてしまうことも多いようですが、余程のことが無い限りリセットには反対です。敬遠はクセになりそうだしね。
私の場合は、指導教官の先生の分野が私も好きな分野(コンピュータ、統計学)だったので幸いです。でも仮に知らない分野だったとしても、興味をもってあたることが大切だと思っています。社会人になると仕事のうまいこなし方やかわし方も覚えて世渡り上手になりますが、20代後半の頃、新しい仕事に新鮮味ではなく面倒くささを覚えた時、「あ、これは年を取ったな。いかん、いかん。」と感じました。
人間、いくつになっても新鮮な気分で人や仕事とお付き合いしていきたいものですね。きっと先生も生徒の新たな面を発見して笑っている(困っている?)と思います。
~人の一生は重き荷物を背負うて坂道を行くが如し~ 笑
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