2011年4月22日金曜日

隅田川にかかる橋は、いつも22時までライトアップされているのですが、今は残念ながら消灯されていて、ジョギングの楽しみが一つ減っています。10kmを信号に止まることなく走れる川沿いのコースは、都心ではなかなか貴重だと思いますが、他にもあるのかな。

今日は暗闇で木刀をもった集団が15人位集まっていて、その中には何やら大声で真剣に話している男女がいました。最初はドラマロケ(結構、あるのです)かと思ってちょっと見ていたら、どうもお芝居の練習だったようです。

他にもシャドーをやっているキックボクサーや、釣り人や、ヒューマンウォッチングも楽しめるコースです。
(でもやっぱり暗闇で走るのは、ちょっと足元があぶないです。)走る人

*写真は今日ではなく、以前、ライトアップされていた日に撮りました。3枚目の写真は、22時を過ぎてライトアップの消えた永代橋です。

2011年4月21日木曜日

Reacitve と Proactive

外資系企業に居た頃に、盛んにProactive(主体的)であることを求められていた。米国人らしく、「いつも前向きであれ」と解釈していたけれど、言葉の意味を深く考えてみると違っていたようだ。

Proactiveの反対語はReacitve(反応的)ということで、自分主体に考えるのではなく、自分の存在を他者との比較のうえで考えること。つまり、自分自身の絶対的な信念をもっているのではなく、他者との比較の上で相対的に自分自身をとらえているということだ。

こんな米国著名人の言葉を聴いてると、それがよくわかる。

People are always blaming their circumstances for what they are. I don't believe in circumstances. The people who get on in this world are the people who get up and look for the circumstances they want, and if they can't find them, make them.

人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。この世で成功する人は、自ら自分の望む環境を探す人であり、たとえ見つけることができなくても、自分でそれを作り出す人である。

だから、米国では「負けず嫌い」というのはあまり評価されないわけだ。

2011年4月11日月曜日

桜の時


桜の満開宣言も出たので、この週末は今年一番の花見日と期待しておりましたが、ちょっと天気が今ひとつでしたね。今日はちょっと大きめの余震があったので驚きましたが、早く本当に明るい気分で花見をしたいものです。

そうそう、選挙もあったので、そちらもサクラサク、サクラチル、の桜の時でしたね。今回はまともな選挙とはいえない感じでしたが。

それにしても、この天気といい、桜の咲き方といい、今の日本の状態を表した咲き方のような気がして成りません。

あ。また余震だ。

2011年4月8日金曜日

Great minds, Average minds, Small minds

 Great minds discuss ideas;

 Average minds discuss events;

 Small minds discuss people.


賢人は思想を語り、凡人は事象を語り、愚人は人について語る


電力会社の責任を問うだけでなく、

原子力技術の是非を問うだけでなく、

これらを必要とした人間社会のあり方も問わなければ

 ・・・人類が進歩するために


それがなければ母たる地球にもうしわけない

2011年4月7日木曜日

同期の桜

靖国神社の桜です。大学の行き帰りに毎年見ていますが、やはり今年は静かです。ここには開花宣言するための「標準木」があることで有名ですね。

「同期の桜」はもっと有名ですが、実際に多くの献木があるのは意外と知られていないかも。境内の多くの桜に、太平洋戦争での陸軍、海軍の同期生の名札がついていて、厳かな気分になります。

いつもなら賑やかに出店がならぶのですが、今年は全く出ていません。が、そのお陰で常設の境内のレトロな売店に気付きました。看板や商品から昭和前期を感じさせます。おでんやお好み焼きまであって、美味しそうです。

学校の同期に、運動部の同期、新入社員の同期、やはり同期は良いものです。
そういえば、高校の同期たちと初めてボートに乗りに来たのも千鳥ヶ淵だったなあ。男女5人づつで、誰と誰とで組み合わせて乗るかで苦労しましたが。目がハート

2011年4月6日水曜日

自分の居場所

昨日は新しいプロジェクトの初ミーティングでした。プロジェクト・ルームには自分のデスクが用意され、これから週に何日かはここで過ごす予定です。備品が入ってくるのはこれからで、まだ何もありませんが書棚が大きいのは有り難いです。

ここ数年はフリーランスで過ごしていたので、殆ど自宅SOHOか移動中のカフェや電車や飛行機で仕事をしておりましたが、世の中の何処かに「自分の居場所」があるって嬉しいことですね。

何をやっても自由で自己責任のフリーランスが自分のライフスタイルには合っていますが、プロジェクトの進捗を報告するリーダー(≒上司)が居るってのも久しぶりの感覚です。以前なら少し窮屈に感じたかもしれませんが、今は「誰かのためって嬉しい。」と思えます。ウインク

人は一人では人間になれない。
人と人とのコミュニケーションが人間ということ。

日頃、大学で教えていることを自分で実感しています。
今は自分の居場所を求めるために働いているのかもしれません。

2011年4月4日月曜日

自粛するも、自粛しないも

震災から3週間、そろそろ自粛はやめて普通の経済に戻ろう、という声がメディア上に増えてきたようです。3月末~4月初旬というのは、1年間で一番セレモニーが多い季節でしょうから、業界の打撃はたまらないでしょうね。

私の気分は、いまの桜の咲き具合と同じくらいです。
知人に被災者がいるもので。

自粛するも、自粛しないも、それはそれぞれが決めれば良いこと。

不思議なのは、なんで自分の気分を他者にも求めるか、です。
しんみりしたい人も、パッといきたい人も、自己責任でどうぞ、です。

今回の震災規模は広範囲・長期間ですから、この受け止め方に相当な個人差がでるのは当然でしょう。
(特に東北、関東、西日本の意識差は相当に凄いと感じます。)

写真は大学近くの九段の桜です。かなり人気が少ないですが、たまにはこんなのも良いです。来週末はもうちょっと人出も増えると思います。人の心と同じで、だんだんと普通に戻るのではないかと思います。
貼り紙のお店のように、外は静か、中は元気、というのもありですね。

2011年4月3日日曜日

入社式と入学式と入職式

今年は大学の入学式も中止になるところが多く、企業の入社式も「入社研修」と名称変更して儀礼廃止してシンプルに行っています。

入社式、ではなく4月1日の初日入社研修に出席した新社会人の話を聴いたら、社長のスピーチ、震災による経済的影響、各部署の長による組織紹介(ビデオもたくさん)・・・で、なんだか就職セミナーをもう一度受けているようだとのこと。

それでも何か面白い話しや、感動した話しはないの?と尋ねてみたら、
「もうしわけないですが、正直、眠くなってしまって・・・。」

これだから最近の若い者は!、と思いつつ。
まあ、大金融機関ならそんなものかと思っていました。

で、昨日(4月2日)は、私が新しく勤務する大学の新任教員研修(入学式?入職式?)が朝から夕方まであったのですが、その内容は、総長のスピーチ、大学の歴史、大学内関連部署の紹介・・・、え?これって・・・。

ということで新社会人の気分が身に染みてわかりました。わーい(嬉しい顔)
オマケに、午後の最後は眠くなるは・・・。あっかんべー


・・・ともあれ、私も今月から新しい仕事がはじまります。
自分が大学を卒業して就職したばかりのことを思い出します。

社会人になって、知らないことが知れるようになる、、
できないことができるようになる、
人と出会う、社会が見えてくる、自分がわかってくる・・・

楽しみです。

初心に返って頑張ります。(返れるかなあ。あせあせ

2011年4月2日土曜日

face up for 桜

東京にも開花宣言がでました。

家の近くの運河の桜並木もチラホラとこぼれています。

桜の花は見上げる高さにあるのが良いです。

うつむいていては桜の花は見えません。

震災の心労はまだまだ続きますが、いつかは顔を上げないと。

今年は例年になく寒い冬で、開花も遅めでした。

でも、「そろそろFace up していこうよ。」

桜が我々に語りかけ始めた気がします。

桜前線の上昇が、東北にも癒しと元気を与えますように。

2011年4月1日金曜日

エイプリル・フール

新年度のスタートです。

明日の朝、目が覚めたら、この震災が全部ウソだったら良いのに。


しかし、現実はそうはいきません。

被災地ではやっと少し現実を見られるようになってきましたが、本当の試練はこれから見えてきて、そしてそれは相当に長いものとなるはず。

その苦労を理解する、理解し続けるのは難しいですが、

できる限り現実を知り、わかりあい、わかちあい、わたしあいたい、と思います。

それを世代と地域を越えて伝えて行く、そんなことが今日からまた新たに始まる私の教育という仕事の社会的役割だと思います。


と、この震災で亡くなった友に誓います。(嘘じゃないよ。笑)

いつも他者のために、他者と共に、笑っていた友のために。わーい(嬉しい顔)