2011年4月21日木曜日

Reacitve と Proactive

外資系企業に居た頃に、盛んにProactive(主体的)であることを求められていた。米国人らしく、「いつも前向きであれ」と解釈していたけれど、言葉の意味を深く考えてみると違っていたようだ。

Proactiveの反対語はReacitve(反応的)ということで、自分主体に考えるのではなく、自分の存在を他者との比較のうえで考えること。つまり、自分自身の絶対的な信念をもっているのではなく、他者との比較の上で相対的に自分自身をとらえているということだ。

こんな米国著名人の言葉を聴いてると、それがよくわかる。

People are always blaming their circumstances for what they are. I don't believe in circumstances. The people who get on in this world are the people who get up and look for the circumstances they want, and if they can't find them, make them.

人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。この世で成功する人は、自ら自分の望む環境を探す人であり、たとえ見つけることができなくても、自分でそれを作り出す人である。

だから、米国では「負けず嫌い」というのはあまり評価されないわけだ。

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