2009年1月27日火曜日

最終講義終了

今日(26日)は私の後期の授業が終了しました。
あっという間の15回でしたが、本当に楽しくできました。同じカリキュラムでも、学生が違うとそれだけで授業が変わってくるのは面白かったです。

今期は本当に忙しくて、なかなか学生さんたちと雑談する余裕が無かったのが残念です。ゲストに呼びたかった外部の方々も今年はタイミングが合わずに残念でしたが、また機会があれば補講(誰が来るんでしょう?)をやってみたいと思います。就職セミナーとは違う、キャリアモデルのパネルディスカッションをやってみたいです。

今年もこの授業では、私も多くのことを学びました。
最終講義のテーマは「大事なのは強く想うこと」。

人はそれぞれに神様から天賦の才(Gift)を与えられている。
自分のGiftが何かはわからなくとも、今の自分を信じ、強い想いを持って行動していけば、いつかは見つかり、振り返れば形になっている。

私自身も、そう信じて進みたいと想っています。

多くの人から貰ったGiftと想いを抱えて、誰かにまた渡すことができたなら幸せなことでしょうね。

私自身がそうして貰えたように。

帰りの電車で最終講義の感想を読んでいました。 どれも暖かいメッセージで、これも私にとって、受講生からの最高のGiftです。

どうもありがとう。

2009年1月26日月曜日

ラスト・スパート

非常勤講師を持っている大学の最終講義の準備がやっと終わりました。
今週は大学期末でおそらくこの1年でも指折りの忙しさになるでしょう。

▼出張: 横浜(月)⇒神戸(火・水)⇒東京⇒札幌(木)⇒東京⇒岡山(金)
6000kmの国内移動です。

▼レポート&原稿書き
5000字のレポートを2本
2000字のレポートを2本
1000字の読書講評&原稿を2本 大学講義のレジメを2本

▼授業&講演 150分を1回 90分を2回 31日の夜は多分、抜け殻のようになっていることでしょう。
心を亡くして「忙」という、まさに今週は何も考えずに頑張ります。

2009年1月21日水曜日

腹中書あり

『腹中書あり』

勉強で多くのことを学びますが、
社会ではそれが頭の中の知識だけではなく、
実践までいって本物です。

趣味の域の学問は「知識」を何処までもっているか、
知識を集めてそこから自分の考えになったのが「見識」、
そして、それを行動に移すという覚悟ができたのが「胆識」。

それは知識が頭から腹に落ちた学問になったということで、
腹に書物を持っているようなものだそうです。

納得することを「腹におちた」というのもこういうことでしょう。
しかし、なんで東洋では腹まで使うのかなあ。

・・・と、今日の仙台日帰り出張で牛タン弁当を見ながら考えてました。
あ、牛タンは「胆」ではなく、「舌(tongue)」でしたね。

2009年1月20日火曜日

意中人あり

『意中人あり』

何事かをなそうと思い立ったとき、
それを助けてくれる、引き受けてくれる人が必要だということです。

恋人のことでも、
試験近くにノートのコピーを貸してくれる友人でもありません。
まあ、それはそれで大事ですが。

リーダーに不可欠な要件でもあり、
政治や経営も一人で全部はできません。

私の場合はどちらかというと、
使われる側であったり意中の人に呼び出される側かもしれません。
(コンサルタントってそんなものですね。)

でもフリーランスの仕事でも助け合える仲間は大事です。
一人でやるより大きなこともできるし、何より楽しいものです。

2009年1月19日月曜日

壺中天あり

『壺中天あり』

人間はいかなる環境になっても、
自分自身の内面の世界は豊かに作りうるということです。

始めてこの言葉を聞いたときは四面楚歌と同義で、
難題のるつぼに落ち込んでしまって、
救いは頭上の天しかないのに手が届かない
八方塞がりの状況だと思っていました。

そうではなく、他者は知らなくても
音楽や絵画などのささやかな趣味(境地)などをもち、
自分の内面世界に遊ぶという奥ゆかしい意味です。

早くそういった境地に達したいものです。
(今はまだ四面楚歌状態・・・。)

2009年1月18日日曜日

死中活あり

『死中活あり』

『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』だそうです。
その境地まで行くのが大変ですが、人間、開き直ったら勝ちですね。

でも、何かを手に入れれば入れるほど、失うことが怖くなります。
周りを見ていると、長男長女ほど守るものが多くて苦労しているような気がします。

死ぬときには全部置いていくんだから、そろそろ身軽になっておきたいものです。

そういえば、杉村さんが言ってたな。
「死ぬ気でやってみな。死なないから。」

2009年1月17日土曜日

苦中楽あり

『苦中楽あり』

楽ばかりだと人間は堕落するので、 苦労の合間の楽が本当良い楽だということです。
SとかMとかではありません。

英語では、no pains, no gains という言い方がありますが、
苦労せずに得られたら、それで良いじゃないと思っていました。

しかし、やっぱり苦労と喜びは比例するようで、
ハードな出来事の後には大きな想い出が残ります。

想い出になるまでに時間がかかることがありますが。

さて、先の楽を期待しながら次の苦中へ・・・。

2009年1月16日金曜日

忙中閑あり

大学院レポートに追われています。


『忙中閑あり』


忙しい中に掴んだ時間こそ貴重で、 暇でやることがないというわけではありません。

仕事が一段落して次の仕事に向かう前の一息、 という感じが一番あたっている感じがします。

しかし、次の仕事に行く前に一息つくか、 とか考えると却って無駄に時間を過ごしてしまいそうです。 油断はできません。

さて、次の忙中へ・・・。

2009年1月11日日曜日

京都(Kyoto)

「大学のある街-4」
日本で大学のある街は?と聞かれたら、多くの人が最初にあげるのは京都ではないでしょうか。最近はキャンパスを郊外に移す大学も多いですが、明治の建造物が多く残るキャンパスを闊歩する若者の姿は、今も昔も夢に溢れているように見えます。

京都に数多くある大学を回っていると、明治維新のハイカラムードを感じさせます。キャンパス近辺にあるカフェにパン屋に洋食レストラン、大学の授業後に立ち寄る店が数多いのも大学のある街の魅力でしょう。

写真は京都大学(創立1897年)の時計台です。老朽化していた京大の時計台記念館の改修が終わり、シンボルの楠も再びお目見えしました。やはり京大にはこれが無いとね。時計台の中にはちょっと洒落たフランス料理のレストランもできていて、お勧めです。すぐ前にあるカフェ・レストランの「カンフォーラ」の日替わりランチはお手ごろ価格のせいか、昼時には学生よりもご近所の主婦や一般の方々で賑わっています。

2009年1月3日土曜日

昭和20年と平成20年

昨年から大変な経済環境で世間は騒然としておりますが、高校の先生からの年賀状にこんな一言が。

「平成20年は激動の年でしたが、空襲に逃げ惑い、飢餓に苦しんだ昭和20年に比べれば何程のこともないと思います。」

そうなんですよね。
私の地元は東京大空襲で一夜にして10万人が亡くなった下町です。そんな時代に比べたら、今の人はいくらでも元気に生きていけると思います。

懐かしの先生に会いに行きたくなりました。

それにしても、年賀状は「贈り物」ではなく「試練」だと思う。
(PCが調整中でまだ書き終わらない・・・。)