2008年5月4日日曜日

知的空想旅行

大学院の課題図書で久しぶりに本格的な読書が続いています。まだ大学生の頃のような勉強感覚は戻っていませんが、GW中にちょっと集中力が上がりそうです。

元々の狙いでもあったのですが、大学院での勉強によって自分の知識を相対化するのが思った以上に面白いです。社会学の本では、先月も行ってきたSFのスタンフォード大学の系統を知り、対照的なバークレー大学の系統を知り、その背景にあるドイツの学者・理論(ナチズムでドイツから逃げてきた学者たち)に触れ・・・。

ややこしい理論の話の歴史的・宗教的背景を理解しながら、自分で見てきたSFの風景を思い出してみると、自分の知識や体験が有機的につながってきます。なんだか不思議な縁も感じます。

GWはあまり出かけずに、ネット経由の仕事と読書をしていますが、机の上から世界中に旅立っています。(空想癖がまた出てきたかなあ。)

ここ数年はあまり海外旅行にも行ってなかったので、今年は空想ではなくリアルな海外旅行にも行こうかな。空想に現実が重なると学習効果が大きいですからね。

しかし、勉強での知的空想(妄想?)旅行の方が安上がりかと思ってたけど、大学院の勉強も意外とお金がかかります。

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