今日は大学院の講義が無かったので、仕事の打ち合わせの後に書店巡りをしてきました。大きい書店でも指定された教科書がなかなか見つからなくて困ります。
(先生、何とかしてよ-。)
一般の書店がどんどん街から減っているそうですね。確かに雑誌はコンビニ、専門書は都心の大規模書店、貴重本はネット探し、と近所の書店には全く行かなくなりました。
でも、大人はまだ良いですが、一番影響があるのは子供達ではないかと思います。
私の子供の頃には本屋さんは宝の山のようで、時間があれば本屋に行ってました。正直、漫画の立ち読みが一番の狙いでしたが、そのついでにいろいろな本も発見しました。やはり本屋に行くって、目的のある本を買うため(読むため)に行くだけではなく、行ったついでにいろいろな本と出会うことだと思います。
言い方を変えると、子供にとって本屋とは知的な寄り道場所だと思うのです。それが無くなってしまうとは可哀想です。今の子供達は気づいていないと思いますが、寄り道のできない環境や意識になってきています。(大学生を見ていても同じ。)
自分の見たいものだけ見て、関心のあるものだけ手に入れる。それは無駄の無い直線の人生のようですが、個人的にはつまらないキャリアだと思います。(寄り道だらけの人生をおくってきたひがみかな?笑)
一方で、見たくないものを押しつけてくる最近のメディアのマーケティング手法にも閉口ですが。
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