2011年5月5日木曜日

誕生日と命日

7年ほど前から、この日は複雑な心境になります。

幸いにも(?)、もう誕生日を祝われる世代ではなくなってきたので静かに過ごすことが多くなりましたが、今日はこれからお墓参りに行ってこようと思います。

GWの最終日(かな?)、穏やかな1日でありますように。

2011年4月22日金曜日

隅田川にかかる橋は、いつも22時までライトアップされているのですが、今は残念ながら消灯されていて、ジョギングの楽しみが一つ減っています。10kmを信号に止まることなく走れる川沿いのコースは、都心ではなかなか貴重だと思いますが、他にもあるのかな。

今日は暗闇で木刀をもった集団が15人位集まっていて、その中には何やら大声で真剣に話している男女がいました。最初はドラマロケ(結構、あるのです)かと思ってちょっと見ていたら、どうもお芝居の練習だったようです。

他にもシャドーをやっているキックボクサーや、釣り人や、ヒューマンウォッチングも楽しめるコースです。
(でもやっぱり暗闇で走るのは、ちょっと足元があぶないです。)走る人

*写真は今日ではなく、以前、ライトアップされていた日に撮りました。3枚目の写真は、22時を過ぎてライトアップの消えた永代橋です。

2011年4月21日木曜日

Reacitve と Proactive

外資系企業に居た頃に、盛んにProactive(主体的)であることを求められていた。米国人らしく、「いつも前向きであれ」と解釈していたけれど、言葉の意味を深く考えてみると違っていたようだ。

Proactiveの反対語はReacitve(反応的)ということで、自分主体に考えるのではなく、自分の存在を他者との比較のうえで考えること。つまり、自分自身の絶対的な信念をもっているのではなく、他者との比較の上で相対的に自分自身をとらえているということだ。

こんな米国著名人の言葉を聴いてると、それがよくわかる。

People are always blaming their circumstances for what they are. I don't believe in circumstances. The people who get on in this world are the people who get up and look for the circumstances they want, and if they can't find them, make them.

人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだとする。私は環境など信じない。この世で成功する人は、自ら自分の望む環境を探す人であり、たとえ見つけることができなくても、自分でそれを作り出す人である。

だから、米国では「負けず嫌い」というのはあまり評価されないわけだ。

2011年4月11日月曜日

桜の時


桜の満開宣言も出たので、この週末は今年一番の花見日と期待しておりましたが、ちょっと天気が今ひとつでしたね。今日はちょっと大きめの余震があったので驚きましたが、早く本当に明るい気分で花見をしたいものです。

そうそう、選挙もあったので、そちらもサクラサク、サクラチル、の桜の時でしたね。今回はまともな選挙とはいえない感じでしたが。

それにしても、この天気といい、桜の咲き方といい、今の日本の状態を表した咲き方のような気がして成りません。

あ。また余震だ。

2011年4月8日金曜日

Great minds, Average minds, Small minds

 Great minds discuss ideas;

 Average minds discuss events;

 Small minds discuss people.


賢人は思想を語り、凡人は事象を語り、愚人は人について語る


電力会社の責任を問うだけでなく、

原子力技術の是非を問うだけでなく、

これらを必要とした人間社会のあり方も問わなければ

 ・・・人類が進歩するために


それがなければ母たる地球にもうしわけない

2011年4月7日木曜日

同期の桜

靖国神社の桜です。大学の行き帰りに毎年見ていますが、やはり今年は静かです。ここには開花宣言するための「標準木」があることで有名ですね。

「同期の桜」はもっと有名ですが、実際に多くの献木があるのは意外と知られていないかも。境内の多くの桜に、太平洋戦争での陸軍、海軍の同期生の名札がついていて、厳かな気分になります。

いつもなら賑やかに出店がならぶのですが、今年は全く出ていません。が、そのお陰で常設の境内のレトロな売店に気付きました。看板や商品から昭和前期を感じさせます。おでんやお好み焼きまであって、美味しそうです。

学校の同期に、運動部の同期、新入社員の同期、やはり同期は良いものです。
そういえば、高校の同期たちと初めてボートに乗りに来たのも千鳥ヶ淵だったなあ。男女5人づつで、誰と誰とで組み合わせて乗るかで苦労しましたが。目がハート

2011年4月6日水曜日

自分の居場所

昨日は新しいプロジェクトの初ミーティングでした。プロジェクト・ルームには自分のデスクが用意され、これから週に何日かはここで過ごす予定です。備品が入ってくるのはこれからで、まだ何もありませんが書棚が大きいのは有り難いです。

ここ数年はフリーランスで過ごしていたので、殆ど自宅SOHOか移動中のカフェや電車や飛行機で仕事をしておりましたが、世の中の何処かに「自分の居場所」があるって嬉しいことですね。

何をやっても自由で自己責任のフリーランスが自分のライフスタイルには合っていますが、プロジェクトの進捗を報告するリーダー(≒上司)が居るってのも久しぶりの感覚です。以前なら少し窮屈に感じたかもしれませんが、今は「誰かのためって嬉しい。」と思えます。ウインク

人は一人では人間になれない。
人と人とのコミュニケーションが人間ということ。

日頃、大学で教えていることを自分で実感しています。
今は自分の居場所を求めるために働いているのかもしれません。

2011年4月4日月曜日

自粛するも、自粛しないも

震災から3週間、そろそろ自粛はやめて普通の経済に戻ろう、という声がメディア上に増えてきたようです。3月末~4月初旬というのは、1年間で一番セレモニーが多い季節でしょうから、業界の打撃はたまらないでしょうね。

私の気分は、いまの桜の咲き具合と同じくらいです。
知人に被災者がいるもので。

自粛するも、自粛しないも、それはそれぞれが決めれば良いこと。

不思議なのは、なんで自分の気分を他者にも求めるか、です。
しんみりしたい人も、パッといきたい人も、自己責任でどうぞ、です。

今回の震災規模は広範囲・長期間ですから、この受け止め方に相当な個人差がでるのは当然でしょう。
(特に東北、関東、西日本の意識差は相当に凄いと感じます。)

写真は大学近くの九段の桜です。かなり人気が少ないですが、たまにはこんなのも良いです。来週末はもうちょっと人出も増えると思います。人の心と同じで、だんだんと普通に戻るのではないかと思います。
貼り紙のお店のように、外は静か、中は元気、というのもありですね。

2011年4月3日日曜日

入社式と入学式と入職式

今年は大学の入学式も中止になるところが多く、企業の入社式も「入社研修」と名称変更して儀礼廃止してシンプルに行っています。

入社式、ではなく4月1日の初日入社研修に出席した新社会人の話を聴いたら、社長のスピーチ、震災による経済的影響、各部署の長による組織紹介(ビデオもたくさん)・・・で、なんだか就職セミナーをもう一度受けているようだとのこと。

それでも何か面白い話しや、感動した話しはないの?と尋ねてみたら、
「もうしわけないですが、正直、眠くなってしまって・・・。」

これだから最近の若い者は!、と思いつつ。
まあ、大金融機関ならそんなものかと思っていました。

で、昨日(4月2日)は、私が新しく勤務する大学の新任教員研修(入学式?入職式?)が朝から夕方まであったのですが、その内容は、総長のスピーチ、大学の歴史、大学内関連部署の紹介・・・、え?これって・・・。

ということで新社会人の気分が身に染みてわかりました。わーい(嬉しい顔)
オマケに、午後の最後は眠くなるは・・・。あっかんべー


・・・ともあれ、私も今月から新しい仕事がはじまります。
自分が大学を卒業して就職したばかりのことを思い出します。

社会人になって、知らないことが知れるようになる、、
できないことができるようになる、
人と出会う、社会が見えてくる、自分がわかってくる・・・

楽しみです。

初心に返って頑張ります。(返れるかなあ。あせあせ

2011年4月2日土曜日

face up for 桜

東京にも開花宣言がでました。

家の近くの運河の桜並木もチラホラとこぼれています。

桜の花は見上げる高さにあるのが良いです。

うつむいていては桜の花は見えません。

震災の心労はまだまだ続きますが、いつかは顔を上げないと。

今年は例年になく寒い冬で、開花も遅めでした。

でも、「そろそろFace up していこうよ。」

桜が我々に語りかけ始めた気がします。

桜前線の上昇が、東北にも癒しと元気を与えますように。

2011年4月1日金曜日

エイプリル・フール

新年度のスタートです。

明日の朝、目が覚めたら、この震災が全部ウソだったら良いのに。


しかし、現実はそうはいきません。

被災地ではやっと少し現実を見られるようになってきましたが、本当の試練はこれから見えてきて、そしてそれは相当に長いものとなるはず。

その苦労を理解する、理解し続けるのは難しいですが、

できる限り現実を知り、わかりあい、わかちあい、わたしあいたい、と思います。

それを世代と地域を越えて伝えて行く、そんなことが今日からまた新たに始まる私の教育という仕事の社会的役割だと思います。


と、この震災で亡くなった友に誓います。(嘘じゃないよ。笑)

いつも他者のために、他者と共に、笑っていた友のために。わーい(嬉しい顔)

2011年3月30日水曜日

横浜山手散歩

勤務する大学での手続きがあったので、昨日は横浜山手に行きました。

久しぶりだったので、少し遠回りをして港の見える丘公園、外人墓地を周りながら散歩しました。

穏やかで人気も少ない日中の公園は春の陽差しがうららかで、世間の騒ぎが遠のいていきます。

春はなんとなく心楽しくなる季節です。本当に花を楽しめる季節に早くなりますように。

目を閉じて息を止めて坂を登るほんの一時でした。ウインク


救助・復旧・復興

ものごとには何でもタイミングあります。報道でもそのあたりを語り始める余裕が出てきた(他に放送することが無くなった?笑)ので、救助・復旧・復興というフェイズを説明されるようになりました。

救助・復旧・復興、つまり、短期(即時)、中期、長期、の再生プランですね。

薬でもカウンセリングでも教育でも、それは同じで、どんなに良いものでもタイミングが外れると意味が無いだけでなく、逆効果になることがあります。

やはり生兵法は怪我の元ですな。

正論は誰もが口にしますが、プロとはその必要な時機をちゃんと心得ているということだと思います。

人事も同じで、よく「適材適所」と言いますが、もう一つ大事なのは「適時」なんですね。企業だと個人の都合を考える余裕がなく、個人の都合を企業も合わせて貰うことが多いです。人材育成の観点からは、本当は一人一人の適時を見たいんですけどね。

退学祝い

今週は大学の卒業行事のトップシーズンなのですが、災害の影響で何処の大学でも中止となり大学校舎は入校禁止になっているところが殆どです。

そんな中でも、内輪での卒業パーティーや謝恩会が盛んなのでしょう、電車に乗っていると袴やスーツ姿の学生集団を見かけます。

私の所属するゼミでも、立派に修論を書き上げて修了した方々が居られましたが、私もオマケで「退学祝い」を戴いてしまいました。あせあせ

意図せざることで大学院を中退しますが、任務を終えたら復学して修論を書く予定です。学位とかには殆どこだわりはないのでこのまま退学でも良いのですが、途中で辞めるのは何となく嫌です。

キャリアにはアップもダウンもなく前進あるのみ、とも言いますが、キャリアには近道も遠回りも無いのかもしれません。

いまここにあるのが”私のキャリア”ですから。

Just my life! わーい(嬉しい顔)

人生、本当になにがあるかわかりませんが、だからこそ面白いです。

追伸:これから自分の履歴書を書くとき、初めて「退学」という文字が出てきますが楽しいですね。あっかんべー

貧者の一灯

大学院の尊敬する先生の下記のつぶやきが気に入っています。

「今回の震災に際して、規律を守って辛抱強く対応されている被災者の方々、最前線で勇敢に救助、支援、復旧に当たっている方々に心から敬意を表します。貧者の一灯。本稿の原稿料は日経新聞社を通じて被災地のために寄付させていただくことにしました。」

私も真似して、某社の今月のコラム原稿料を赤十字に寄付することにしました。
こんな風に、みんながちょっとづつ支援していけば、きっと早く日本は復興すると思います。

で、これも先生のつぶやきです。

「私のささやかな決意。しっかり働いて、しっかり稼いで、しっかり税金を払い、残ったお金はしっかり使う。これが国民の一人として大震災からの復興に貢献する王道。」

これからの復興は遠く長い道のりですが、日本の強さはどんな災害でも耐えて乗り越えて再生するところだと思います。今の日本の計画停電下だって、こんなに豊かな国はありません。わーい(嬉しい顔)

2011年3月24日木曜日

引き返した留学生

3月11日に勤務する大学の交換留学生たちの来日した

・・・そして震災。

全員、すぐに母国に戻ってしまいました。

無理もないです。

地震に津波に原子力、これだけ日本の脅威(?)を1日で見てしまったらねえ。

もしかするとゴジラも出てくるかもしれませんし。


しかし、これだけの天災があっても秩序を維持できる日本社会の良さも、ちょっとは感じて貰えてれば良いのですが。

2011年3月23日水曜日

新学期の準備

この4月からは講義する大学が2校増えるので、授業の準備が約2倍になります。
(教科書を書いた方が速いかな-。本業の企業コンサルできるかな?)

新しいプログラムもあるので、なかなか大変ですが、今一番、考えているのは、この災害をどのような形で扱うかです。講義そのものは直接関係のある分野ではありませんが、今回の災害はおそらく今後多くの人の生き方に影響を与えることでしょう。

それがどんなものであって、それに対してどんなことを知っておいた方が良いのか。それをどう教えるか。

大学の役割はとても大きいと思います。
こんな時こそ、技術や精神の支柱になるような授業が必要です。

入学式等の大学行事は今年は中止になっても仕方ないですが、大学講義はできるだけ始まって欲しいと思います。これからの時代を創る若者の体と心を創っていかないと。こんな時こそ考える技術を身に付けないと。悩む精神力をつけないと。
それが教育者というか年長者の役割だと思っています。

野球選手は野球で、音楽家は音楽で、教員は教育で頑張りましょう。
(あ、私は選手会を支持しています。頑張れ、新井!)

2011年3月22日火曜日

スーパームーン


一昨日の晩の月は、地球に最接近した満月で、19年に一度の「スーパームーン」というそうです。
月の軌道は楕円なので、月が地球に最も近づいた位置(スーパームーン)と、地球から最も離れた位置とでは、スーパームーンの方が約14%大きく、30%明るく見えるそうです。

早く多くの人が穏やかに月見ができますように・・・。

*写真の月は、一昨日のものではありませんが、最近、私が買ったデジカメで自宅から撮影したものです。(デジタルズーム使用。)

2011年3月21日月曜日

日本の技術の強さ

原子力発電所の状態はまだ予断を許しませんが、ニュースで見る限りではだんだんと良い方に向かっているようです。これも必死に行動している現場の作業者・技術者のお陰だと思います。

原子力については、今後いろいろ議論されることでしょうが、それはさておき、日本の技術の強さについては感心しています。

「奇跡ってのは、起こしてこそ初めて、価値が出るものよ」という技術者の言葉がありますが、やはり奇跡は普段の(不断の)努力があって、はじめて起きるものだと思います。

2004年の中越地震の際に走行中の上越新幹線が脱線しましたが、幸いながら大きな怪我人は出ませんでした。あの時のニュースキャスターはスタジオに招いた技術者に向かって「安全神話の崩壊で海外向けのビジネスに影響ありますね!」と詰め寄っておりました。

が、その新幹線の技術者がいろいろな具体的材料をあげながら、「私は技術者として今回の出来事が奇跡だったということは言えませんが、これまでの研究開発や技術の結果だと信じています。」と全く動じることなく発言されていました。

また、昨年の満身創痍で戻ってきた「はやぶさ」の例もそうです。
確率で考えたら殆ど不可能に近い奇跡が起きています。
(いや、起こされています。)

平時には、過剰スペックで作りすぎると世界中から言われる日本の(安全)技術ですが、それらがあってはじめて起きている奇跡だと思います。

もっとも、今回の災害はそれでも想定外のレベルですね。そのため、ハイパーレスキューや自衛隊まであらゆる知恵と技術と体力を導入して協力しているところには本当に頭が下がります。

(しかし自衛隊の戦車が初めて実践投入されたのが、戦争ではなく詐害救助で良かったです。あの戦車のプラモデルを子供の頃に作りましたが、当時の核兵器を想定した防御がこんな形で役立つとは。)

2011年3月16日水曜日

節電、節食、節言

阪神大震災の時も、9.11の時も、そうだった。

良い方にも悪い方にも人の心は乱される。

冷静に、節電、節食、節言、を心がけたいと思う。

全てを大切にしなければ。

今は試練と支援の時なのだから。

被災地の方のことを思えば、

必死に復旧作業に取り組む人のことを思えば、

亡くなった友人のことを思えば、

どうということもない。


平常心は決して無関心ではない。

明日を信じる強い心だと思う。

それはきっと、

地震や津波や原子力にも負けない日本人の強さだと思う。

明日を信じよう。

2011年3月9日水曜日

仕事の長いトンネルを越えるとそこは・・・

確定申告の締切間近だった・・・。げっそり

あー、どうしてこうなるか。泣き顔

やっと一段落だと思ったのに。ふらふら

でもまあ、仕事があることは嬉しいことです。bygones!わーい(嬉しい顔)

2011年2月7日月曜日

恩師の逝去

大学院で講義を受けていた教授が亡くなられ、この週末は通夜と告別式でした。とても温厚な先生で、サッカーやヨーロッパのLRT(路面電車)が大好きで講義はいつも脱線しておりましたが、雑談の中からもいろいろな知識や視点を戴きました。
(地域再生の国策にも大いに貢献しておられ、先生の先生はノーベル賞学者というその道の大家です。)

大学の講義が中高生のような一方的な講義が増えている中で、双方向の会話を行って戴ける大学らしい講義が楽しく、同じ講義を2年連続で受講しておりました。

授業後にいつもランチにもご一緒させて戴き、海外視察の話し、国内の政策の話し、釣りの話し、教え子の話しと、話題は尽きることはありませんでした。

この教授からは、学生への話し方、接し方、そして学問のロマンを学びました。いつの間にか、教授の口癖を自分の講義でも話すようになっていたのは自分にも嬉しい驚きでした。

難病の闘病生活を過ごされながらも講義には欠かさず来られ、入院中のベッドの上からもメールやつぶやきで学生とコミュニケーションを取られておりました。

一番、学んだのは、どんな学生にも等しく真摯な態度とユーモアで向かわれ、そうした厳しい病状の中でも、講義では少しも辛そうなところを見せなかったところです。

先生の最期の痩せたお姿を拝見して、本当に全力を尽くして生ききったのだと思いました。先生から学んだことを、少しでも世の中に活かして伝えて行きたいと思います。

2011年2月1日火曜日

大学院中退

社会人大学院生活も3年目が過ぎて授業単位は売るほど取得し、いよいよ仕上げの修論を書く4年目と思ったら、突然、大学の方から教員(非常勤講師)として仕事をして欲しいと言われました。

それはこちらも望むところなのでOKしたら、
「ついては学生と教員は同籍できないので退学して下さい。」とのお達しが。驚

任期付きの仕事なので終了したら復学出来るとのことですが、人生、何がおきるやらわかりませんね。ゼミの指導教官からは「だから論文は書けるときに書いておきなさい、と言ったじゃないですか!」とお説教されました。いや、ごもっとも。

しかし、こうした機会も大学院に来なければ無かったわけですからね。


サラリーマンを辞めてから本当にいい加減な人生だなー、と思っていますが、この気紛れな性格は死んでも治りそうもありません。

しかし、この機会もそれなりに頑張ってきたから戴けたものだと思っています。

ということで今回の教訓は、

「それでもやっぱり、やれるときにやっておく」

「でも、やってみてもっと面白いことが出来たら変えてみる」

かな。
やり直しのきく時代ですからね。

ふと思いましたが、こうした状況は仕事(就職・転職)や結婚も同じかもしれません。

その時のやり甲斐や意志や気持ちは本物ですが、結果が最初の想像とは異なることになることがある。

企業の事業計画ではゴールが変わるのはあまり好ましくないですが、
自分の人生では着いたところがゴールでも構いません。

それにしても、こんな私にチャンスをくれる周りの皆さんに感謝です。
神様って本当にいるのかな、と思えるこの頃です。


・・・ただ、大学院に拾ってくれた恩師の期待に応えられなかったのが残念です。
(でもやっぱり、恋愛と結婚は違った・・・。笑)

2011年1月16日日曜日

人が変わっていくということ-2

このテーマ、書き込み以外にもいろいろメッセージ戴きました。
ありがとうございます。

人が変わるということは、こんな視点もあります。

・連続的に変わる、非連続的に変わる

連続的とは毎日少しづつ変わっていくということ、
非連続的とはある日突然変わること。

連続的変化は無意識に起きているもの、
非連続的変化は意識的に起こすもの。


・メルトイン変化とボルトオン変化

メルトインとは連続的に近いですが、
今ある日々の生活の中に自然と忍び込んでくるもの。

ボルトオンとは非連続的に近いですが、
今ある日々の生活とは別の時間/空間が加わってくるもの

*メルトイン・ボルトオンは、人事制度やコンサル手法の1つです。
 CMを例にすると、メルトインはドラマの中で主人公が使う車とか、
 ボルトオンはCMタイムのスポット広告。

ボルトオンは人が変わるというよりは、何かによって、誰かによって、
新しい自分が産まれてくる、加わってくる、と言う方が当たっている
かもしれませんね。
ボルトオンでも時間が経ってうまく馴染めばメルトインに変化してきます。
(うまくいかないと、脱落・廃棄。)


こんな歌詞もありました。


 ~ 貴方が居て、私が居れば、
     それで世界は変わっていただろう

      ・・・それは私の夢だったはずなのに ~


今日も「考えの海」を泳いでいます。

2011年1月14日金曜日

人が変わっていくということ

今日の大学授業で、人が変わっていくということについて尋ねられたので、こんなことをコメントしました。


人は誰でも変わりますが、自分の中では連続しているから自分では気づけない。

だから、久しぶりに会った人には変わったところがわかる、・・・いや、わかる気がするのでしょう。

それは、もしかすると、変わったのではなく、その人の知らないところが見えてきただけかもしれませんから。


人が変わるということは、自分の「公式」が変わるのと、「変数」が変わるの二つがあります。

仕事に例えれば、自分が変わらず会社が変わる(転職する)のは「変数」が変わること、会社によって自分が変わっていくのが「公式」が変わること。

恋愛に例えれば、自分が変わらず交際相手が変わるのは「変数」が変わること、相手によって自分が変わっていくのが「公式」が変わること。


 今日の授業ではワークライフバランスがテーマでしたが、
 面白かった学生の回答は、

 「自分のライフスタイルを変えたくないので、
   結婚はできないと思う。」

 そりゃ、そうですね。
 でも、「公式」が変わるのが本物の恋愛・結婚ではないかな。


人の中でも変われるところと変われないところ、変えたいところと変えたくないところがあります。

私の好きなアーティストはこんな歌詞を残しています。


 ~ 生まれ変わることはできないよ
      でも、変わってはいけるから

      ・・・大人になる、いつまでも ~


改めて考えると深いです。
いつも「考えの海」を泳いでる気がします。

2011年1月10日月曜日

PCのメンテナンス

年末に酷使したPCを交代しました。新しいPCは実は現行機と同じもので、2年前に新古機で購入しておいたものです。PCは仕事の生命線なので、常にバックアップをハードとソフト両方で用意してあります。

*PCはThinkPadで、古いのをいれると全部で10台あります。

で、新古機はそのまま使うのではなく、ハードディスクを大容量に換装してついでにOSもWindows7の64bit版にバージョンアップ・・・。

流石に64bitでは動きがキビキビしていて、こりゃマグネット・コーティング(わかる人にはわかる)の効果があるなあ目がハート、と喜んでいたのですが・・・。

・・・プリンターが64bit対応してない。げっそり

どーすんの、年賀状は、資料印刷は・・・。
というドタバタを正月3が日にやっておりました。
サブのプリンターでしのいでますが、未だに解決していません。
(お陰でいつも遅い年賀状がますます遅く・・・。)

いま、メーカーに問い合わせ中ですが、プリンターを買い換えなければならないかもしれません。せっかく本体より高いインクカートリッジ(⇒21世紀の常識になりつつある)を買ったのにどーしてくれるんだ!
 ・・・と誰に言って良いのやら。泣き顔

てなわけで、まだPCの稼働率は80%位ですが、明日から仕事本番に向けて頑張って貰います。わーい(嬉しい顔)

2011年1月9日日曜日

トワイライトタイム


1日の中でも時間が止まった気がするのこの時間帯が好きです。

年末年始の行事がおわり、やっとふつうに仕事ができる週末です。
(気づいたら3連休といういつものパターン。あっかんべー

連休明けには大学もお客さんも本格的に動くので、結構、必死に仕事の仕込み中・・・。

写真1⇒いまの仕事場の窓から。

写真2⇒大学の一番高い場所から。

写真3⇒昨年の出張帰りの飛行機から。

本物の色と音は伝えられませんが・・・。

みなさん、良い連休を!わーい(嬉しい顔)